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【書評】道をひらく

ようやく読み終えました。 松下幸之助さんの「道をひらく」。 文庫サイズですぐに読み終えることは可能だったが、 どうしても1ページ1ページを噛み締めたかったので 1日1章というペースであえてゆっくり読んでみた。 経営者のバイブル的な書籍とも言われているが 決して仕事のことだけを語った内容ではない。 富や名声によって豊かさは産み出されるものではなく 日常的な心のあり方でいかようにも豊かに日々を過ごせる。 わかってはいるけれど、と言うのが人間の弱いところでもあり そのわかってはいるけれどの中にやはり一番重要な部分は存在する。 だからおそらく俺は生涯のうちに何度もこの本を開くことだろう。 気持ちのアップダウン、事業の好不調、 それはどんなに成功を収めた人間でさえも必ず起こりうる。 なんで自分だけ、、、なんてつい思ってしまうのは それもやはり人間の弱いところで 悲劇のヒロインに仕立て上げてしまう人間の特質。 そんなときこそ、あえてその現状をより深く把握し 起こるべくして起きたことは素直に受け入れ次に向かおうじゃないか。 どんな人間でも皆が共通して思うことは どんなペースでもいいからともかく前に進んでいる感 この感覚が楽しい時にも辛い時にもどこにでも適用できる日がきたら だいぶ豊かな心を手に入れてた言っていいんじゃないだろうか。 とはいっても、例え豊かになったからといって 油断やおごりは禁物だけどね。 それにしても本当に素晴らしい本でした。 道をひらく 松下 幸之助 PHP研究所 発売日:1968-05 ブクログでレビューを見る» 生涯にこの本を何度開くことだろう。事業をすることだけじゃなしに、自分自身が何の為に生きており、何の為に生きている時間を使うかを考えさせられる本でした。

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【書評】奇跡のリンゴ

あえてこの本には手を出すまいと思っていたけど、 それは間違いであった。すぐに読んでしかるべき本。 無農薬で栽培することが難しいリンゴ。 不可能に近いとされている無農薬栽培を 苦難の末に実現させた木村さんのお話。 ただのリンゴだけの話ではない。 周囲の反対や批判に屈することなく決してあきらめなかった末の奇跡。 いや、この話は奇跡というよりは 人間として生まれてきたがゆえに 答えがあるにもかかわらず気づけなかった世界。 まるで物語を読んでいるかのようにぐっと引き込まれる内容。 一体いつになったら無農薬でのリンゴ栽培が成功するのかという希望。 実現が不可能なのではないかと思えてしまうほどの失敗の連続。 いつのまにか読んでいる自分も木村さんを応援したくなってくる。 あきらめなかったと言えば格好良いが 実際は後戻りができなかったとも言える。 でも結果としてあきらめずに続けたことに変わりはない。 奇跡はあきらめなかった先にしかおとずれない まあこれは俺の言葉だけどw 奇跡をおこしたかったらあきらめるな、 あきらめなければ必ずいつか奇跡は起きる! 奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録 石川 拓治 幻冬舎 発売日:2008-07 ブクログでレビューを見る» このような類いの本はあえて敬遠していたんだけど、実際に読んでみると最後まで一気に読み終えてしまった。リンゴだから自分と関係ないという次元のお話ではない。読むだけで勇気がもらえる本です。

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【書評】無伴奏

無伴奏というテーマがとても気になったので読んでみた。 ウジェーヌ・イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを CDで実際に聴きながら読んでみるも曲の良さを理解するのは容易くない。 表面的な理解であるとはいえ、 本著を読むことでイザイへの関心は多少なりとも増した。 自分の耳がもう少し深くまで音楽を理解できるようになった際に もう一度聴いてみることにしよう。 無伴奏──イザイ、バッハ、そしてフィドルの記憶へ 小沼 純一 アルテスパブリッシング 発売日:2008-11-22 ブクログでレビューを見る»

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【書評】新しい音を恐れるな

名前すら知らなかった指揮者インゴ・メッツマッハーの著書。 なぜこの本を読もうと思ったかというと それはこの本のタイトル「新しい音を恐れるな」にある。 非常に攻撃的じゃないか、読まずにはいられなかった。 音楽とは無限。 音楽ジャンルが多様化してきた現代だが それでもまだ可能性というのは無限にある。 俺もそう信じている。 どこかで聴いたことがあるようなメロディばかりが目立つが それは音楽の世界に限りがあることの証なんかではない。 いつのまにか人間は自分の可能性を低く見積もるようになり 偉大なる作曲家を追いかける事だけに喜びを感じるようになった。 現代というものも100年後から見れば100年前の過去になる。 だいぶ裕福な時代になって物も飽和したかのような時代だからこそ あえて挑戦的に未来へ残すものを作るという志が必要なのだと思う。 そんな野心家が未来の音楽を作るといっても過言じゃない。 あらためてこの本で紹介されている作曲家たちの曲を聴き、 音楽とはなんぞやということを再認識してみたい。 新しい音を恐れるな 現代音楽、複数の肖像 インゴ・メッツマッハー 春秋社 発売日:2010-03-19 ブクログでレビューを見る» インゴ・メッツマッハーという指揮者のことを私は知らなかった。ただし、彼が現代音楽の作曲家たちに対して感じている思いを綴った本著は、現代音楽を聴いてみたいという気にさせてくれた。何よりも本のタイトル「新しい音を恐れるな」というのがいい。音楽は無限であってこれが正解というものはない。自分もそう思う。

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【書評】「ヒックとドラゴン」のアート本

邦題「ヒックとドラゴン」のアート本洋書。 ドリームワークスにはドリームワークスの良さがある。 キモかわいい(死語?)ドラゴンやバイキング達の原案 いろいろなアイデアスケッチは読んでいるだけでも面白い。 ピクサーのキャラクターにはそろそろ飽きてきたという人は このような他のアニメーションスタジオのアート本はおすすめ。 The Art of How to Train Your Dragon Tracey Miller-Zarneke Newmarket Pr 発売日:2010-03-02 ブクログでレビューを見る»

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「第9地区」のアート本は最高の一冊

今まで買った「The Art of 〜」本の中では一番面白い。 エイリアン達の気持ち悪い造形やイラストもたくさんあるけど それ以上に見どころが満載だから絶対に買いの一冊。 武器もかっこいいし こんなオレンジのロボットスーツまで。 試作デザインはかなり多く掲載されていて男心くすぐられまくり。 MNUという組織のロゴも一般の企業ロゴ以上に練られているのがわかる。 他にも映画の中で登場する街中のエイリアン禁止マーク等の インフォメーションデザイン系も多数掲載されており 映画ファンのみならずデザイン勉強している人間も一見の価値有り。 俺が買ったのは約4000円の方で それでも品切れでお取り寄せになるほどの人気。 今だったら在庫もあるみたいだからすぐにゲット可能。 amazonにはもう1つ全く内容同じなのに来年1月1日発売で 約3000円というのでも発売されるみたいだけど 早く読みたい人はさっさとゲットすべし。 これは本当に読み応えがある内容、高いだけの価値ありです。 The Art of District 9: Weta Workshop Daniel Falconer HarperCollins Publishers (New Zealand) 発売日:2010-10-08 ブクログでレビューを見る» モンスターマニア、武器マニア、SFマニアは必見。表紙のカラーにもなっているがこの映画ではオレンジと白の武器が多く登場しとっても奇抜でありかっこいい。リアリティを出す為の街中のサインやマークもしっかりと練り上げられている。デザインを学ぶ人も読んで損はなしの一冊。

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白州次郎 占領を背負った男

妻の読書のススメ。 「白州次郎 占領を背負った男(上・下巻)」 白洲次郎 占領を背負った男 上 (講談社文庫)北 康利 講談社 2008-12-12売り上げランキング : 55607おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 戦争に負けた日本がGHQの統治下におかれる中、 毅然たる態度で日本を守ろうとした男、白州次郎。 これ以上の説明は不要。 読んだとしても白州次郎の真似はできないかもしれない、 だが日本男児こうあるべきというかたちだけでも 自分の頭に記憶させておくべきだ。 男は絶対に読め!

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今読んでいる著書

読書の秋ももう終わろうとしているけど 今読んでいる本いろいろ紹介。 ・数学的センス(著:野崎昭弘) ・新しい音を恐れるな(著:インゴ・メッツマッハー) ・白州次郎 占領を背負った男(著:北康利) ・企業参謀(著:大前研一) ・メイキング・オブ・ピクサー(著:デイヴィッド・A・プライス) 最近、新書や文庫本が薄く感じるようになってきた。 よしよし。 でもこうみると俺が好んで読むジャンルっていうのは 音楽、映画、数学、歴史、ウェブ、グラフィック が主なジャンルのようですね。 でももっと多岐のジャンルの本読めるようになりたいのが本音。 No Pain, No Gain!

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【書評】この国を出よ

重鎮大前研一さんとユニクロの柳井さんによる 現代日本への怒り爆発本と言ってもいいでしょう。 日本の政府に対してはもはや「開いた口がふさがらない」 このままでは日本が冗談抜きで国家破綻しかねない、 もしそういった危機感を皆さんが持っていないのであれば この本をはじめ今の日本の実際の状況が書かれた本を読んでほしい。 国民年金もらえな〜い、なんてレベルじゃないんだってばよ。 この国を出よ大前 研一 柳井 正 小学館 2010-09-29売り上げランキング : 14おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools この本では危機感ばかりをあおっているのでは決して無く 今ならまだ日本を復活させるチャンスがあるゆえに 手遅れになる前にできるだけ多くの人にやる気になってもらう、 そういった大前さんと柳井さんの思いも伝わってくる。 もっと翼を大きく広げ 自分のまわり半径数メートルの狭い範囲だけではなく 海を越えて通用する人間にならねばならないと改めて思う。

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【書評】Kitano par Kitano 北野武による「たけし」

芸人であり、映画監督でもある北野武。 自身の言葉で語る生い立ちや軍団への愛、 そしてメディアや日本国に対しての考えも述べられている。 日本政府に対する痛烈な批判は読んでいて気持ちがいい。 Kitano par Kitano 北野武による「たけし」北野武 ミシェル・テマン 松本百合子 早川書房 2010-07-07売り上げランキング : 7639おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 芸人である北野武が映画をどう考えるのか、 映画業界のレールを歩んできたわけではない彼は 一様化してしまった映画人たちとは一線を画す。 日本では評価されにくい北野武の映画が ヨーロッパでは非常に高く評価されるという現実。 そこには邦画というジャンルとはまた別の 北野ワールドが完全に存在しえているのかもしれない。 この本は買ってよかった。 北野武の見方がまた更に変わった気がする。

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